[ダブルキャスト配役]
サラ：舞羽美海
アルフレート：平方元基
レベッカ：出雲綾
VD：森山開次
舞羽美海ちゃんを見に行ったわけですけども、まさかヌーブラ姿を見れるとは思わなくてひたすらのぞきしてるおっさんの気分を味わった（合ってる）。神田沙也加嬢を観に行った方曰く、沙也加嬢超細かった！とのことだったので、やはりジェンヌさんってマッチョなんだなあ。そしてみみちゃんの無邪気な笑顔は無敵の武器だった。あれじゃあヌケ作のアルフレートじゃなくても惚れてしまうわ。平方元基くんはといえば可もなく不可もなくな感じで印象が特に残ってなくて、というかこの作品初見だったけど最終的に最後のダンスが楽しかったね！！！で終わり良ければすべてよしな話だから本編の印象がどうしたって薄くなってしまうのだけど、ソニンの胸と迫力と上口くんのヘルベルトはもう1回観たい！と思う（結局1回しか見てないけど）。ソニンが来年の1789でソレーヌとして見れるのは楽しみでならない。
ネタバレするよ。
2015年風間納め。重かった。70年前の戦争は知らないけど、あの同時多発テロ後の戦争は常にニュースで見てきたから余計にそう思ったんだと思う。イラク人とアメリカ人の話をアメリカ人の視点から日本人が見ているわけだけど、イラク人が話すところがアラビア語のまま進むから何を話しているのか分からない。でも英語（＝日本語）で話しているはずの二人のアメリカ兵、庭師兼通訳、フセインの息子もお互い話が通じているようで全然会話がかみ合っていない。ずっとお互いに「話を聞け」「わかってない」が続いて、奇妙な話だけどものすごく現実を表現していたんじゃないかと思う。日常生活でも他人と会話がちゃんとかみ合うこと少ないもん。
風間はといえば、友人だと思ってた兵士に湾岸戦争シンドロームなんだよ言われ、かつその兵士がトラに手首食われてからトラの幽霊に憑りつかれて精神異常になり（その前から異常ではあった）とにかく落ち着かない。毛布のくだりと自分の手首掻っ切るときの表情と演技は鳥肌が立つくらい気持ち悪くて素晴らしかった。やっぱり風間は底が知れない。あと上半身裸披露と（大人になったとはいえ白くて細いもやしであった）、180を超える谷田歩さん（岳大さんっぽくて好きなタイプ）にすがりつくのも見れて満足。
ちなみにずっと重いのにところどころで声出して笑うところもあり、話が登場人物によって違う方向に飛んでるようで（本人の中では）繋がっていて、楽しいとか面白いという話ではないのだけど、よく出来た舞台だなと（何様）。
来年も風間がいい作品に出会えますように。
とてもラッキーだった。一般発売当初お金がなさすぎてもう少しあとにしようなどと考えてる間に完売。なんてこった、チケサイトでも値上がりしてやがるぜと思ってたら、いたんですね、神様が。ツイッターでダフ屋のごとく「チケット余ってたら買うよ～」など呟いてたら前日連絡してくれた方がいて、チケット手にしたの開演20分前。何事も諦めたら終了です、安西先生。
そんな経緯で2年ぶりに見たMIKA単独。バンドの編成も変わり、アレンジも変わり、新生MIKA素晴らしかった。頑張って日本語でちょっとずつ話してくれたり、女の子に愛してる言われてもバッサリ冷たくあしらったのに男の子に言われたらまんざらでもない様子だったり、本人も久々の単独を楽しんでいたように思えた。まずりん大先生の大阪レポによると、東京と演出を変えていたそうで、なんて出来る人なんだろうと改めて思ったわ。新曲はどれも雰囲気があって良かったし、会場を真っ暗にして目をつぶって歌うUnderwaterも曲を体で感じられたし、Last Party～Happy Ending～We Are Gloden～Love Todayなんてタイトルを見ただけでもMIKAの心は海よりも深いと感じてしまう…（ポエムか
No Place In Heavenツアー、秋冬あたりで日本に来ないかなあ。
[セットリスト]
01. Toy Boy
02. Popular Song
03. Grace Kelly
04. Blue Eyes
05. Talk About You
06. Big Girl
07. Underwater
08. Elle me dit
09. Good Guys
10. Relax
11. Origin of Love
12. (Good Wife)
13. Billy Brown
14. Boum Boum Boum
15. Last Party
16. Happy Ending
17. We Are Golden
18. Love Today
19. Lollipop
