Latcho Drom

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20180106 劇団新感線 髑髏城の七人 season月 下弦の月 @ IHIステージアラウンド

これでとりあえず花鳥風月制覇。

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上弦とほぼ設定、演出は同じなのに受ける印象が全く違ったのが本当に面白いなと思ったのだが、まずはみんな大好き宮野捨之介。最近の声優さんは歌って踊って大変だなと思ってるのだけど、彼は本当にサービス精神旺盛で楽しそうにやってるなあという印象。ただなんかとても軽い印象を受けてしまい、最後まで霧丸ばりにお前一体何なんだよって思いながら見てた。でもこういう捨之介もあるんだなあ。対比するように鈴木天魔王(って書くと美しい魔闘家鈴木みたい)と廣瀬蘭兵衛は同じ血みどろの世界に生きてて、結局彼らの時は本能寺で止まったままなんだな~あ~信長様って本当に罪なお人ね~。この話のすごいところは頂点に信長様がいるのに一切ご本人の姿は出てこないってところだと思う。松岡霧丸はちっさくてかわいいので、その場の全員まとめて抱いてくる宮野捨之介との絡みはドゥフフ案件だった。2.5次元から出てくる子は身軽に動ける子が多い印象なのでこういう作品だと生き生きしててとても良い。木村兵庫は須賀兵庫に比べると少し大人な印象。羽野太夫との関係も上弦ほど年が離れているように感じなかったし(なにせ聖子さまが男前なお母さんだから…)、羽野太夫と廣瀬蘭兵衛が結構ドロっとしてるな~と思ったので羽野晶紀の強烈さを改めて知った。ドロっとしてるとまではいかないけど、中谷ウマシカ生駒ちゃんも意外と潔癖症とか廣瀬蘭兵衛への乙女度がMAX振り切ってたりとか、そう考えるとしごく濃ゆいな、下弦。カーテンコールでハート作って去ってった中谷ウマシカ生駒ちゃん大好き(告白)。

で、花鳥風月通して安定して一番かっこよかったのは服部半蔵ということに落ち着いた。


下弦は一回で満足したので(二回目見てもたぶん同じ感想だと思う)、上弦もう一回行くか否か。